(経済)

1) ペソの為替
ペソが対ドルで470ペソを割り、460ペソまでいくかもしれないといわれています。つまりペソが強くなりすぎたとして中銀の介入が言われています。もちろん識者の間でも賛否両論です。最近の日本円の弱小化はアメリカ承認を得たものとされ、それはTPP参加のご褒美といわれますが、ホンマかな。
為替の問題もあって、ガソリン価格はまた下がり、今週15ペソ。この7週間で51ペソの下落。そんなに下げなくても良いのではと素人の私は思いますが。
2) 銅問題
アントファガスタ鉱山のエルナンデスがチリの銅産業の将来を心配する発言をしています。確かに最近の世界の銅ストックは89万トンで過去10年間の最高レベル、また価格も1年前の4月が3.7ドルだったのに10%下がってオンスあたり3.4ドルまできています。おまけのコストも上がり続けるし。
3) サーモン問題
今まで1年以上見当たらなかったISA病がアイセン州で問題になっています。病気の蔓延が疑われ、漁業管理局は非常事態宣言とか。数年前、同じような事態になったとき、病原菌を殺すため大量の薬剤をサーモンに投入したとニューヨークタイムスなどに書かれています。また同じことが起こるのかな?
4) 消費者物価指数
3月の指数は0.4%で、今年に入ってからでは0.7%、12ヶ月合計では1.5%となっています。また4月の予想は0%と0.3%の間らしい。チリにはインフレ問題は今のところありません。