チリの風  その337   09年8月31日9月6日

待ちどうしかった9月がとうとうやってきました。チリ人にとってもっとも好まれる月です。冬が終わったとして、中高年はこれでもう一年長生きできると9月に入るとお互いに祝福しあいます。またすべての国民の気持ちを高揚させる愛国記念日のお祭りがもうすぐです。もうチリの国旗があちこちで飾られています。全国各地に設けられるフォンダと呼ばれる集会場を訪れクエッカを踊って、チッチャチュを飲むのが習慣です。
おまけに今週はサッカーのワールドカップ南米予選がおこなわれました。前日、私は気持ちが高ぶって工場の中で大声でチリ大表の応援歌を歌っていました。さてその結果は?
天気予報が当たって、首都圏は水曜日、それに週末と雨が降りました。先週最高気温27度まで言ったのに今週は最高温度13度などの日が続き寒かったです。これって三寒四温ですよね。6日は雨の日曜日になり、サンティアゴ近郊で土砂崩れが発生し、死傷者が出ました。スキー場に行っていたスキーヤーが戻れません。夜はマイナスの気温で、ホテルの施設も全員を収容できるほど無いとしたら、その夜、車の中ですごすのは厳しかったでしょうね。