(一般)

1)首都圏高速道路
民間資本で高速道路が建設されています。当然のことながら一般ユーザーはその使用料を払うことになります。首都高速の一部は既に完成し、9月1日から使用料の支払いが要求されていましたが、未だに全部が完成されていないこと、支いの基礎になるTAG(電波をつかってどの車がどの区間を走行したか記録する装置)が全車両に装着され終わっていないことから当分(12月まで)延期になりました。
9月1日から使用料を取れなければ、道路建設を請け負った業者に政府が罰金を支払う義務が生じ、それを支払うお金がないから9月1日を延期するわけには行かないとほんの数日前公共事業省の大臣が公表したばかりなのですが、みっともないことです。
私は仕事で、この建設中の道路を毎日使用していますが、工事のおかげで交通渋滞が激しく、通常の2倍も時間がかかる腹立たしいことが良くおきます。自家用車で通勤している人なら、そのうえ通行料を払わされるのですから、踏んだり蹴ったりですね。

2)日本の話題が三つ新聞に掲載されました。(原発の事故以外に)
ひとつはテレビ・ゲームの悪い影響で日本の子供に凶悪犯罪(暴力事件)が増加していると言うもの、それから三浦俊郎(チリ在住)という歌手がチリの歌に日本語の歌詞をつけて歌っているが著作権を払う必要は無いのかというものでした。
最後は日本の老齢化のことで、それによると2004年の人口調査で日本の労働人口(15歳から64歳)は人口の67%、老人が19%、青少年が14%となっている。つまり年々高齢化が進んでいることと、日本人の総人口が1968年に調査が始まって以来今回がもっとも少なくなっているとしています。人口が増加する時代は終わったのですね。
さてこの種のニュースでアジアの国が話題になるのは日本だけです。
日本の日常のことがらがマスメディアに取り上げられるのはそれだけ注目されている(たとえ悪口にせよ、誰も読みたくなければ新聞には載らないだろう)わけで、チリにいる日本人として日ごろの立ち振る舞いに気を使います(全く嘘ですが)
それから記事ではないですが、地下鉄の入り口で無料で配っている新聞の中でオリンピック・サッカー参加国の国旗が掲載されていましたが、B組の日本とガーナの国旗が逆になっていました。愛嬌?

3)観光客
今年の上期にチリを訪問した観光客は92万人で前年対比19%アップ。一番多いのはブラジル人で26%とか。日本からの観光客も着実に増えている。チリは風光明媚なところが多いですからね。