(経済)

1) アメリカの金利
もうこの半年ほどこの問題がひっきりなしに出ていましたが、とうとう金利を上げました。専門家によると、その時は新興国の通貨は切り下がり、アメリカに資金が戻るから原材料の価格は下がるとされていました。
チリの場合、全く逆でペソはドルに対し切りあがり1ドル699ペソに。銅の価格も先週より少し上がりポンドあたり2.11ドルになりました。いつまでこの傾向が続くか分かりませんが、経済状況に関しては専門家の人のコメントはあまり当たりませんね。
銅の鉱山で働く労働者の数は2012年の10月から3年後の現在を比較すると3万9千人が仕事を失いました。全鉱山労働者は26万人と言われますから10%以上になりますね。
チリの中銀も同じく公定金利を3.25から3.5%に上げました。
ガソリン価格は18週連続に下がっています。まだ下がりそうですね。チリが銅価格の上下で一喜一憂するように原油生産国の苦しみは深刻でしょうね。
2) チリのワイン
とうとうチリのワインが世界でトップクラスに入りました。
昔は安い値段を武器に輸出を図ったのですが、各地の品評会などで評価を得、現在では欧州の国と全く遜色のない品質とされています。努力が実ったわけです。