(経済)

1) IMFの予想
チリの経済成長は2014年は1.8%でしたが、15年は2.7%となっています。少し前は3.5%の予想でしたから、毎月のように予想数字が下がっているわけです。
それでもラテンアメリカ諸国で今年の予想が昨年より上なのはチリとペルーだけとか。ほかの国は苦しい状況が継続するわけですね。
チリ全体の失業率が発表されました。それによると1−3月の失業率は6.1%、前年度は6.5%なので少し改善されています。性別では男性の数字はよくなったが、女性の数字が落ちています。
消費者の懐具合ですが、前年対比で3月は購買が今年初めてマイナス2.6%になり黄信号です。
5月1日の労働者祭典で、労組代表のゴンサレスは労働法案改正の実施、憲法改正のための市民投票を実施してほしいと政府に要請しました。共産党系の議員や区長がデモの時に最前列を歩いていました。
2) 銅の価格は2.7ドル台で安定、このため為替もチリペソの取って有利になり、一時1ドル610ペソを切りました。