(一般)

1) 国立公園
チリには101か所の自然保護地区があり、その中で36が国立公園になっています。その中で最も観光客が多いのは1位がビセンテ・ペレス(10州)、ついでロス・フラメンコス(サンペドロ・デ・アタカマのあるところ、第2州)、3位はトレス・デ・パイネ(プンタ・アレナスの第12州)。2014年の年間入場者数はそれぞれ42万人。26万人、20万人です。私は全部訪問しましたが、すべて見ごたえがあるところです。
2) 交通渋滞
サンティアゴは年々交通渋滞がひどくなります。車の数が増えて道路が増えないから当然ですね。しかし毎年この2月はその問題が消えます。都内の車がなんと2・30万台も減少するからです。夏休みに郊外に家族そろって出てしまい、子供を学校に運ぶ小さなスクールバスも動きはありません。目抜き通りがガラガラです。もっとも水曜日に山に登って下の街を見たらスモッグがひどかったですが??
2月の末になれば、一気に問題が復活します。
3) 水不足
ブラジルが水不足で混乱しているようですが、チリも中北部の第4州で水不足が深刻です。もっとも今年だけでなくこの数年同じような状況とかで、植えたブドウが枯れてしまい、オーナーは泣くし、季節労働者も仕事がないと苦しい状況。政府は支援するといっていますが、決まった予算の中でどこまで余裕があるか。
4) 談合
最近この問題がよく出ます。先年、薬屋の談合が問題になり、大手の薬局に多額の罰金が科されました。ところがその採決にも拘らずいまだに薬品の値段が高いまま据え置かれているらしい。同じ薬品をチリでは25000ペソ、隣国アルゼンチンではその5分の1の5千ペソで売られているとニュースに出ました。
高く売れるのになぜ安くしなければならないのかとチリの大手薬局は考えているわけですね。また裁判沙汰になるかな?