(一般)

1) 飛行場完成間近
サンティアゴ飛行所の増改築が完成間近とか。乗客の受け入れ可能な数を30%も増やす計画ですが、第1段階は完成間近。このほかカラマ、ラ・セレナ、コンセプシオンやそのほか各地で空港を改築中。チリの近代化の第1歩ですね。
2) 大火事の後の震災地の簡易住宅
先日のバルパライソの大火事の後、1145件の簡易住宅が建設
されましたが、今回の政府の調査でそのうちの468件に問題があることが分かりました。中でも208件は建ててはいけないと言う禁止地区に建てられていました。つまり40%ほどの家はいつ崩れるかわからない地区にあり、そこは再度火事があっても消防車が立ち入れないところ。つまり火事・地震・水による崩れなど震災の可能性が極端に高く、政府の許可もなく無理やり建てられたわけで、事故は避けられませんね。それが来年でなく10年後になりますように祈りたいところ。
3)カトリック神父の批判
カトリックの神父ベリオスはカトリカ大学病院とロス・アンデス大学がラス・コンデス区に建設中の病院を批判し、法的には問題ないにしても既に他にも病院があり、病院を必要としていないラス・コンデス区にさらに病院を作るのは容認しがたい。他に病院を必要とする地区はチリ中にあるではないかとクレームしています。
もちろんチリでトップに位置するその区に病院を持てば費用の回収がほかの地区より容易なのは明らかで、商売の目からは彼らは正しいが、チリ最大の社会問題になる貧富の差を是正すると言う点からはこの神父の見方に一理あり。