１） 公務員の賃上げ要求の声が高まり、今週サンティアゴ市内でデモがありました。それがなんと、大統領官邸（モネダ宮殿）にも飛び火し、官邸事務所の窓に抗議のスローガンが張られたり､職員が宮殿内でデモしようとして警官につまみ出されるなど大騒ぎ。バチェレットは事務所からそんな騒ぎを聞いていたのでしょうが､たまりませんね､これでは。モネダで反政府デモ騒ぎなんて聞いたことがありません。
来週の火曜日は全国の公務員がストに入るといわれますが、いやはや。
２） 殺人事件
そんなの毎日でしょうと言われそうですが､この事件は世間の注目を浴びました。最近称号を取ったばかりの若い商学士がプロビデンシア地区で殺されました。彼の父親が国際銀行に勤務していた関係から、政財界に顔が広く､息子の葬式にはピニェラを始め多数の有名人が参列。父親は息子の死を無駄にさせないためチリ司法界の厳粛な判決を期待するとコメント。ところが日時が経つとそれは単なる強盗ではなく、企画された殺人が間違って行われたことが発覚！！！？？？
これに関して殺された青年の婚約者の叔母が逮捕されました。
彼女は父親の遺産を妹夫婦と争っており、今回殺されたのはその夫婦の娘の婚約者。しかしひどい事件ですね。
