１） 今週のスキャンダルは教育費の不正援助です。教育省は貧しい地区の学校に援助をして適正なレベルの教育がすべての子供に行き渡るように配慮しています。素晴らしいことです。ところが今週報道されたのは援助される学校のリストの中に同じ子供が何度も出てくるなど不正に割増された金額が請求されているのがわかりました（それが支払われていた）。教育大臣は学校側の善意を信じてやっていたのですがとわけの分からぬ回答。これもまた誰かの懐に入ったのか、近づいてくる次回の選挙資金のため隠されたのか、そのうち秘密が漏れそうですね。悲しい。バチェレットはまだバケーションで、こうしたことに関して、一切ニュースには出ていません。
２） ペルーの漁船がチリ領海内で操業したことから沿岸警備隊に捕獲されました。アリカのペルー領事館はその領海は現在両国間で抗争中であり、チリの領海侵犯ではないと抗議しています。普通はその裁判が終わるまでは現在の領海線が値打ちを持つと思われますが、どうでしょう。
ペルーと言えば、フジモリですが、彼の問題がマスコミに載らなくなりましたね。こっそり裁判してるのかな？
その隣国ボリビアは天然災害で苦しんでいます。CNNの特集番組で「溶けてゆくボリビア」なんていう特集番組がありました。
