(一般)

1) 大雨、洪水
雨が降らないと困っていたのですが、この日曜日、北のカラマや観光地サン・ペドロ・デ・アタカマ、首都圏のカホン・デル・マイポ渓谷、第5州のロス・アンデスなどで大雨による河川の氾濫が起こり、死者・行方不明者が20名以上となっています。                        北部で降ったのは20ミリほどですが、森林のない砂漠地帯なので、雨の水は直ぐに濁流になって川を溢れさせ洪水になりました。
被害に会った人が泣いていますが、雨が降らないので山火事になり、雨が降ると洪水になるのでは目も当てられませんね。首都圏は何でも6百万人近くが断水で困っているとか。水源のマイポ川の水がこの洪水で汚れてしまったからとか。断水地区では明日から始まる予定の新学年が一日ずれるらしい。
2) 交通渋滞
サンティアゴの交通渋滞は長い間の懸案事項ですが、世界の360の都市を比較すると、サンティアゴは悪い方から17位にランクされました。こんなランクには下位に入ってほしいのに。メキシコ、バンコックが最悪の様子です。ラテンアメリカではサンティアゴの上にリオ・デ・ジャネイロが入っています。仕事で車を使う人は大変ですが、私は地下鉄を使うのでこの問題はそう影響しません
黒崎さん行方不明事件に関連して日本から報道陣がサンティアゴ入りしていますが、彼らの報道でサンティアゴの街の様子が日本のテレビに流れているとか。意外とサンティアゴはきれいな街ですねと言うコメントを日本から頂きました。
3) 山火事
予想は当たって、高温の続く第7州で大きな火事が発生し再び、人家まで焼失しました。空からの消火に大きく貢献したアメリカ機は既に帰国し、ロシア機も今日、帰国します。
今日の雨の影響が終わってから、来週に再度、山火事が発生すれば、強力助っ人がいないだけに苦戦が予想されます。 被災地の復興はあまり進んでいません。

4) ビーニャ音楽祭
しかしすごい人気です。連日満員の観衆で、なんでも1万5千人とか。それがノリまくって歌い踊り歌手を応援します。3日目のイサベル・パントハ(スペイン人)の舞台を少し見ましたが、観衆が感激して泣いていました。一人や二人でなく多くの人がです。60歳の女性歌手の歌に感激して泣きだすと言うのは不思議な気もしますが、それだけ多くの観衆を泣かせるのはすごい力ですね。
何組もの歌手・グループが出ますが最後はなんでも朝4時まで続くとか。月曜日から土曜日までの6日間、それを見るだけでも疲れるでしょう。テレビで最後まで見て翌日ちゃんと仕事に行けるのかな?
5) マプチェ問題
国際アムネスティがマプチェ問題でチリの警察が必要以上の暴力を使っていると批判しました。
マプチェがトラックに火をつけると言うのは日常茶飯事ですが、今週はウルグアイのトラックが放火されました。運が悪かったですね。そのあたりは危ないと言う情報が外国トラックには入ってなかったのかな?