(経済)

銅価格と為替
ポンド当り2.72ドルと先週より下がり苦しい局面。3ドルを超えていた時期もあったのですが。ペソは1ドル692ペソと大きな動きはなし。
原油の価格が大きく下がっていますね。年初バリル86ドルだったのが56ドルに。このためチリのガソリンの値もこの9週で50ペソ以上下りました。これにはクレームする人はいませんね。
価格上昇率IPC
11月のIPCは0.1%、過去12月で0.4%、ほとんど動きはないですね。
リチウム市場の動き
急に市場価格が下がりました。トン当り15000ドルでしたが、それが1万ドルに大きく減少。このためチリ最大の鉱山SQMソキミチの株価が10%以上も下げました。生産競争から価格が更に下ることになるかも。既に投資したグループはドキドキですね。
港のスト
一月以上も続いたバルパライソのストがやっと終焉。政府が労働者の研修費用を請け負うことで労使の中に入ったのが良かったようです。一人当り10万円ほどのボーナスも出るとか。
しかし彼らのデモで道路や建設物に大きい被害を残しましたが、その責任はどうとるのかな。港近辺のレストランやおみやげ物の店はほっと一息でしょうね。
石炭発電
チリは2040年に石炭発電を停止する計画ですが、それにのどれくらい費用がかるか調査した所、発電業者は200億ドルの投資が必要と言う結論になりました。もちろんそれは後で私たちに降りかかってくるのでしょうね。
環境汚染とコストの問題になります。
ドイツの最後の石炭鉱山が今週、閉山になりましたね。