(経済)

リチウム関連
ドイツの企業がリチウムをボリビアのウユニ湖の塩田で開発すると発表しました。それはチリへのプレッシャ−になるとか。以前、同じようなケースでアルゼンチンで開発するとのケースがありました。これらはチリのコストが高いと言う報せですね。アルゼンチンの貧困層は人口の3分の1になっていますが、チリではそれは10%以下。つまりアルゼンチンの貧困層はチリよりはるかに多いです。チリのコスト高の理由になります。
2)銅価格と為替
銅の値段は少し下がって2.77ドル。見通しは苦しいです。為替は1ドル674ペソと大きい動きはなし。
3)バルパライソ港のスト
もうほぼ1月になりますが、継続中。今週はバルパライソ
中心地区でタイヤを燃やすなどして交通を止め、警察と衝突しました。
この街の最も有名な催し物は大晦日の花火ですが、それもボイコットすることを計画しているとか。どうなるのでしょう。野党だけでなく、財界からもクレームの声がでています。 5州の州知事は問題解決に向け政府が手を入れるよう要請しました。
来年は1月からあちこちのマインで労組とのネゴが始まります。どうなるかな?
    
4)電気バス 
とうとうこの土曜日からサンティアゴで電気バスが投入されました。導入されたのは100車両の中国製のBYDバスですが、アメリカで品質門題を起こしていると言われるので・・・大丈夫かな?
ピニェラは私たちは公共運送に一大レボルーションを実施しているとしました。
5)カトリック問題
毎日、新聞・テレビでこの問題が出てきます。今週はサンティアゴカトリック系の学校で働いていた外人神父が、生徒への性的門題で有罪になり4年の刑の後、国外追放になりました。彼はローマに戻りバチカンの指示をまちます。しかし、そんな神父がまたどこかで神父の仕事をするのですね。
法王は国連の移民協定を支持すると表明しています。