(政治)

ピニェラ動向
1)国連の移民協定をチリは認めず
ロッコで行なわれた会議で決定された協定をピニェラは認定できないとしました。中米からの移民希望者が殺到しているアメリカを見ましょうと言うわけですね。野党はピニェラは人種の平等さを認めないとクレーム。
    バチェレットがそれを残念な決定とコメントすると政府はす  ぐに反応して、彼女の政権時にハイチなどの不法移民が大量に入り、それを適切に規制しなかったので問題になったのを記憶していないようだ。今年の4月から新法律で移民管理がなされている。しかもそのハイチ移民を祖国に戻す仕事を実行しているとしました。(今回、3機目の飛行機がハイチ・ベネスエラに飛びます)
世論調査で58%の市民はピニェラの政策を支持していますが、80%は国民に移民する権利はあるとしていす。
所で、ピニェラの説明時にDC党員で元大統領のフレイがそれに参加し同調をコメント。同党内からクレームがでています。
2)もう一つはマプチェ問題ですが、警察軍長官は警官が上司の命令で嘘をついたと言うコメントに関連し、「小さな子供でないのだから、自分の信念を語るべきではないか」と切り捨てました。
上司に嘘をつけと言われた部下にこんなことを言えるの?警察軍なら上司の命令には逆えないのでは?彼らは、組織から追放されたので元警官ですが、組織にうらぎられたと思うでしょうね。しかしまだ殺人事件の全貌は明白ではないです。
3)麻薬門題
中学・高校生の麻薬使用者がチリはラテン・アメリカでトップと言う最悪のニュースが先週ありましたが、それにはまった生徒は、両親からその金をもらう事は出来ないから、犯罪に落ちるのでしょうね。チリの治安はこれから一層悪くなりそうですね。そしてエイズの増加率が世界でトップ10とか。何それ、チリも変わってきましたね。
4)学校レベル
チリでは学校を表価する機関があります。その表価は優・良・合格・不合格になります。
今年の数字では小・中学校(1-8年生)の場合、優秀が15%、中級が54%、合格24%、不合格が8%。全国でその最下位レベルに位置する396の学校は存続の危機です。政府がそれらの学校に適切な援助を実施しているのか疑問視されています。
日本の場合も同じ様なものでしょうか。