(一般)

1) 日本の話題
チリのマスコミに日本の話題が出ることは珍しいですが、今週は二つもありました。ニッサンの問題と黒崎ナルミさんでした。どちらもフランス関連です。          
ニッサンの場合、フランス政府が絡んだ政治事件のようですね。
黒崎さんの死体が見つかりませんが、きっと犯人が油をかけて死体を燃やしたのでは。容疑者のチリ人は国の外に出ることは禁止されていますが、それ以外は自由。どうしてフランス当局は彼を尋問しないのかな。
2) ハイチ人の送還
第2陣の飛行機が月曜日飛びます。180名ほどですが、その多くはチリでの苦しい毎日を抜け出し祖国で家族に会えると感激しています。飛行機はその戻りにベネスエラによってそこで苦しんでいるチリ人を連れてくる由。良かったね。
3) 港湾スト
バルパライソ港のストで観光船が入港できず、臨港のサン・アントニオに入港していますが、これは街の経済に大影響です。
7−9月のチリ各州の成長率はほとんど全部プラスでしたが、マイナスは2州だけ、北の第2州アントファガスタとこの第5州バルパライソでした。チリで最も貧しい州はテムコを州都とするアラウカニア(9州)ですが、マプチェの問題から外からの投資がなく新事業が進みません。

4) 入学試験
明日から大学入試がはじまります。受験生とその家族はドキドキですね。
5) メトロ
サンティアゴの地下鉄は昨年6億人(5.97億)の乗客を輸送しましたが、メインは1号線(39%)、そして5号線20%、4号線(4Aを含む)19%でした。
3号線は来月に操業が始まるが予定。
6) 老齢化
チリの老齢化は急激に進んでいます。1992年に人口の6.5%を占めていた65歳以上が2017年には16.2%。私もその一人です。
そして2050年には人口の3分の1まで行きそうとか。 現在の平均寿命は82歳です。     
このため政府は中高年層援助・介護などの準備・対策を進める方針を固めました。