(経済)

1) 新規契約
自然環境関連で、操業開始の許可を申請した企業の数が最近減少です。該当企業は鉱山、建物建設、工場建設、エネルギー関連、漁業など種々ですが、今年の数字は、第3四半期で181件、10年前の2009年では238件でした。ピニェラどうしたんかな?
2) 発電
2018年の冬の発電源は前年の2017年より石炭火力発電が多く使用されました。石炭使用による発電を減少する動きがあるにもかかわらずです。去年は41%、今年42%でした。その他では今年は水力が26%、ガス16%、そして風力・太陽が10%を超えるようになりました。
去年は大雪で停電がひどかったですが、今年は停電時間は昨年の3分の1に減少しました。良かった。
3) サーモン
シー・チョイスの発表でノールウェイ、豪州、カナダ、チリ、スコットランドなどの世界のサ−モン生産社を調べた結果、その大半は(80%)ASC規格を遵守していないとか。その中でもひどいのがチリとなっている。
もっともサーモンチリ社の社長はそのレポートは信用できないねと言っています。
4) リチウム
世界的に注目されている鉱物ですが、豪州の鉱山会社はチリでの投資はコストが高すぎるとアルゼンチンでリチウム投資をするとか。中国の会社がチリのSQM社に出資する件はまだもめています。
5) 銅価格と為替
銅は2.79ドルと少し下がり、為替は1ドル690ペソとペソ安になりました。
6) ガソリン価格
毎週のように値段が上昇していますが、それに含まれる税金が話題になっています。チリの場合は46%でOECDの中で一番低いランクとか。フィンランドの場合は68%です。