(政治)

ピニェラ動向

太平洋同盟の第13回大会がメキシコで開催されたので、ピニェラは出席のためメキシコへ。参加国はチリの他にペルー、コロンビア、そしてメキシコです。この同盟が出来て7年目、自由貿易を謳った仲間で、経済だけでなくすべての分野での一層の連帯を高めたいとしました。もちろんその4か国は内政に問題を抱えているのも自明です。

バチェレット動向

彼女は国民健康会議に参加の為ブラジルに飛びました。会議で国民の健康を支える大きな柱は民主主義とコメント。
さてそのリオで、有罪で服役中のルラのデザインが入ったTシャツを手に彼の支援をコメント。本気ですね。
チリ政府は外国の内政干渉は止めるようクレームを出しました。彼が以前、バチェレットの選挙を応援してくれたのが頭に残っているのか、そんな個人的なことでなくブラジルで彼以外に左翼の有力大統領候補がいないと言う左翼思考かな。

教育大臣

今週一番話題になったのが、これです。今年度、校舎が生徒に占拠され中が破壊されることが頻繁に起こっています。サンティアゴ区長は破壊した生徒の親に払わせるとしていますが、すぐに金が出て復旧作業が始まるわけはありません。そこで教育大臣は、ビンゴをやれば金が集まるとコメント。あちこちから批判が出ました。学生運動家は文部省の前に集まってビンゴをしながら大臣の辞任を訴えました。予算の関係で政府も市役所もすぐに壊れた窓ガラスの費用を払えないのですね。
同じような例ですが、チリの公共病院の建物は3分の2が1980年より前に建設されたもので早急に建て替えが必要とか。厚生大臣もビンゴをやりましょうと言うかな?