(一般)

1) 交通規制
交通事故を少なくするため、今週から市内・近郊での最高速度が60キロから50キロに下げられました。事故が減少するかな?
2) 水害事故
今週、多くの区で道路が冠水し、車や歩行者の通行に支障がでました。ところがセントロと呼ばれる中央地区にはその問題はありません。例えば、モネダ宮殿のある地区とか。
テレビで紹介されていましたが、今から100年前、サンティアゴの近代化として雨水などの排水を集め流す水路がフランス人技師の手で設計されセントロで施工されました。
人口が増えると当然、街が大きくなりますが、それに伴った工事がされていなかったのが原因です。右翼も左翼も同じですね。

3) カトリック
チリの大司教の更迭と言った大きなニュースは有りませんが、チリの全司教がローマを訪問してから、処分された神父は全部で28名とか。信者の献金を持って夜の街に女性を捜して歩いていた神父グループもそれに入っています。新しいテレビの特集番組で、教会でお手伝いさんをしていた女性が、教会に若い子供が入ってきて、まっすぐ神父の寝室に向かったなどと証言しています。
何だか倒産が噂される元超一流企業と言った感じですね。
4) 女性人権問題
世界中で女性が性的嫌がらせを受けている事件は報告されていますが、今週、チリでも番組のダイレクターが女優から訴えられました。二人きりになった時、キスを求めてきて、「俺はダイレクターだぞ。女優のお前は俺の言う事を聞け」と迫ってきたとか。10人近くの女性が告発しました。彼の弁護士をする女性が、嘘の告発をして彼を陥れようとするのは容認しがたいと全く別の態度を示しています。
似たような点もある、チリ大学法学部の女子大生による占拠はまだ継続中です。
5) 外国の話題
チリのマスコミで報道された外国の話題は二つありますが、1番目はタイの少年遭難事故です。朝から晩まで報道されました。先年のサン・ホセ鉱山での33名の閉じ込め事故と比較していました。
もう一つは日本のオウム真理教です。さてそのサリン事件のあった1995年、私はその直前の阪神大震災に襲われた神戸の家族を見舞うため子供と3月に訪日し、地震サリンの両方に驚かされました。いろんなことがありますね。

6) 年金生活
チリの物価は他国より高いと言うことはいろんなところで証明されています。そこでチリの年金をもらって外国に住む人が増えているとか。テレビの番組で、ペルー側のチリとの国境の街はタクナですが、そこに住むチリ人年金生活者が紹介されました。チリ側の街アリカから60キロほどで着きますが、意外と住みやすいですよとコメントしていました。いろんな人がいますからね。