(一般)

1) 犯罪
大きな話題になったのは警官の発砲事件と裁判所の判決です。
サンティアゴ空港に乗客を乗せて来たユーベル(タクシー)を警察官が駐車を命じ、チェックしようとしました。運転手はそれを振り切って逃げようとしたのですが、警官が彼に発砲し軽傷を負わせました。運転手がそれをビデオに撮っていたのでテレビのニュースでひんぱんに報道されました。政府は警官の行為を正当行動としました。撃たれた運転手は逃走しようとしたがひき殺すつもりはなかったとしています。 

誰も住んでいない住居に自動車が突っ込み、家を破壊してそこから物品を盗もうとした事件で、それは天空の問題(人口衛星で星に軟着陸する)で地上の問題ではないと無罪判決。誰もいなければ家財道具もないでしょうが、犯罪行為には間違いないと思いますが。
先年、南部で家屋に放火され老夫婦が焼死した事件で2人の犯人が終身刑になりました。政府は喜びのコメントを出しましたが、チリの裁判制度はどうなっているのかな。

今年に入って押収された麻薬(コカイン・マリワナなど)は月平均1トンと増加が止まりません。
2) カトリック
なんと警察の手が教会に入りました。カトリックって犯罪組織?と思われるほど。性的な問題からの訴えては何と50件もあるとか。チリ大司教は私たちは何でも受け入れますとおかしなコメント。
バチカンからの発表でチリの3名の司祭がくびになりました。もちろん発表されたのは辞任要請を認めたとしています。先日、バチカンにチリの全司祭を呼んだ時、全員に辞任書を書かせているわけで、それを使ったわけ。
そしてバチカン派遣のミッションは問題の場所オソルノに赴き、組織の大変革を実施。新組織になった日曜日のミサは数年ぶりに満員で、今までのような黒い風船を持った反対グループが消えました
3) 大気汚染
寒くなると大気汚染がひどくなりサンティアゴ準非常事態宣言が出されました。