(一般)

1) カトリック
チリの司教33人が大人数でバチカンに入りました。来週、チリ側とローマ法王の会議が行われます。     年少児性的問題で一番、悪質なカラディマ神父はどこかの修道院で静かに暮らしているようですが、どうして警察沙汰にならないのかな?裁判で有罪になれば刑務所に行くのが通常と思いますが、カトリック関係者は裁判にはなりません。
笑ってしまうのはその神父事件の時の大司教だったエラスリスは今回は報告書を送ったのでローマに行かないとマスコミに発表しましたが、その後こっそり飛行場に行ったのがばれました。法王からチリの司教は全員バチカンに来てくださいとお願いしているのに分からないのですかと電話があり、慌てて荷造りしたらしい。ホンマにアホやな。
2) 学生運動
女子大生の大学封鎖は続いています。チリ大法学部は既に2週間になりますが、男子学生の入校は認めていないとか。男女の差別、セクハラ、さらに性的暴行事件まで学内にあるとし、問題を解決するまで封鎖は解かないとしています。チリで女子学生の実力封鎖は始めてです。政府の女子省大臣はそれを認める、援助するようなコメントを出しました。
3) 旅行
誰でも旅をするのは好きでしょうが、1980年に南米を訪問した外人観光客は580万人でした。それが2016年には3200万人に増加しています。チリも訪問者が何百万人とその恩恵を受けていますが、世界で観光は既に観光産業と言うべき一大事業になっています。世界で交通・観光関係で働く人が何と労働人口の10%と言われるらしい。そんなに?
4) 住みやすい街
今週の発表でチリで一番住みやすいのプロビデンシア区になりました。今まで首位を保っていたラス・コンデス区は2位に低下。首都圏が上位を占めますが、サンティアゴ以外でもっとも上位に入ったのは南米大陸最南端のパタゴニアのプンタ・アレナス市でした。私の一番好きな街です。チリで最も貧富の差が少ない、失業者が少ないなどの事実から犯罪も少なく、街を歩けば市民が幸せに暮らしているのが感じられます。もっとも冬になれば太陽が出る時間はほんのわずかで朝晩暗い道を歩くことになりますが。