(経済)

1) ドミンガ鉱山
とうとう出ました。バチェレット時代にこの銅山の開発を拒否した委員会のメンバーの一人が計画内容を越えた段階で政治的な観点から開発拒否になったとするコメントです。もちろんこれがどこまで本当なのか、その本人だけの見解なのか分かりませんが、自然破壊の是非を問う委員会が政治的に動かされると言うこと自体、バチェレット政権の落ち目を表しています。
2) ラタム航空のスト
ストが終わり通常運行が始まりました。
ストとは関係ないけど、同社はサンティアゴとクスコを結ぶ便を飛ばすと発表。今まではリマ経由でしたから、便利になります。いつか利用してみたいです。
3) 銅価格と為替
銅の価格はポンド当たり3.07ドルと低め安定、為替は1ドル621ペソとドル高が継続。もっとも隣のアルゼンチンの通貨下落の苦しみとは全く違いますが。
4) OECD加盟
チリが同組織に参加して8年経過。世界のトップにはまだ差があるにしても、各種の数字の透明さは進んだと言われます。
しかし男女格差は一向に良くならず、同じ仕事をしても給料の差は大きく、また会社組織の重役に占める女性の割合はわずか6%。