(経済)

1) アメリカと中国の経済戦争
大きな問題なっていますが、これがチリにどう影響するかがチリ国内で話題の中心になっています。
チリの輸出は半分近くが銅、さらにその半分近くが中国向けですから、中国がアメリカとの戦いで現在の勢いをなくせば銅輸出に陰りが出て、その場合、輸出量が減るだけでなく銅価格も下がりますから、今年は経済成長率が3−4%に上がると言う説が崩れます。
そうなるとバチェレットがピニェラに「私の政権は最悪だったと言っていたけど、あなたも私と同じくらいひどい数字ですよ」と言うかな? 
今週の銅価格はポンド当たり3.0ドルと最近にないひどい数字で終わりました。やはりチリは銅に頼り過ぎていると言う問題が継続です。
逆に中国がアメリカ産のワインや果物を買わなくなればその空いた市場にチリ産が入り込むと言うことになり、新しい光がさすと言う可能性もあります。甘いか。