(一般)

1) 地下鉄爆弾事件
もう4年前のことですが、地下鉄のロス・ドミニコス駅と陸軍学校駅近くの地下街で爆弾が仕掛けられ負傷者を出した事件で数名の容疑者に最高23年の刑が出されました。犯人側の弁護士はこれを不服として再審を要請するようですが、少なくとも公共の場所に爆弾を仕掛けるのは重要犯罪になるとチリの裁判所は認めたわけですね。
2) 2018年世界幸福度ランキング
国際機関の発表ですが、チリは南米ではトップの25位になりました。いつものように北欧の国が上位を占めています。この種のランキング、例えば汚職度の少ない国でもラテンアメリカのトップはいつもチリ、コスタ・リカ、ウルグアイですね。                                  もちろん、このランキングで不思議なのは政治・社会が麻薬関連で混とんとしているメキシコがチリの一つ上なのは理解できません。
この調査では国民所得の高い国が上位になるわけですが、チリよりはるかに収入の少ないボリビアの人が、自分は幸せだと思う割合いがチリ人より高いと言う事実もあります。金持ちが幸せというわけではないです。                             日本は54位と中盤ですが、世界有数の裕福な国が50位以下と言うのも不思議ですね。
3) 赤潮問題
南部10州で収穫された魚介類の中であさり貝が原因で食中毒が発生しています。政府の命令でそれを採集することも販売することもできないのですが、やっぱりどこかで売られ、それを食べた市民が病気になると言うケースが出ています。
4) 中高年
先週、チリの中高年は若いときより喜びが減り苦しみが増えていると書きましたが、その続きでテレビの番組で、その理由の一つに銀行があるとされました。 それは銀行が中高年には貸し出しをしないと言うことです。中高年が家を買いたい、増改築したい、車を買いたいと思っても銀行がクレヂットを出さないと言うわけです。納得できるような、できないような話ですね。私立の銀行だけか、国立銀行もそうなのかニュースでは言いませんでした。