(政治)

1) バチェレット動向
もういつもと同じで驚きませんが、日本から戻ってテレビのニュ−スに出たのは建設中の地下鉄3号線の進展状況を都知事と一緒に現場に行ったこと。労働者にニッコリ笑いかけていました。それから北のアントファガスタに飛んで新病院の開院式に出席。いつもの通りです。
警察問題やマプチェ問題な大事なことが山積みですが、それらには一向にコメントする様子がありません。ただ一つ、新憲法を作り男女の同賃金を謳うとしました。遅すぎる感がしますが。
所で彼女の息子がまた裁判にかかることになりました。他人情報を自分の仕事かのように第3者に流し多額の報酬を長い期間得ていたとの疑いです。
同じように先日、警察の偽情報事件(ハリケーン作戦)から全員無罪になったマプチェの容疑者がまた裁判にかかることになりました。警察軍はこの裁判の他に資金の不正流用として230億ペソの使用理由が不明な金の動きを検察に調べられています。元警察軍の長官のゴードンが裁判にかけられています。
しかしチリの裁判所ってそんなにレベルが低かったのですね。一度、無罪と結審しながら、幾らもしないうちにもう一度裁判にかけるなんて。もっとまじめに働いてほしいもの。
さて現行大臣と2週間後に就任する新大臣は各省で面談し引継ぎを行っています。新内務大臣のチャドウィックは全てをゼロから始めるつもりではないと、相手を尊重するコメントを出しました。
2) ピニェラ
州知事を発表しました。すると与党政党の一つRN党が、バランスのとれていない人選だとクレーム。ピニェラは同党にいつまでも過去のやり方を引きずっていくのではなく適材適所を勉強してほしいと軽く受け流した。ピンニェラは前回より成長しているね。