(政治)

1) 大統領選挙
今週発表の世論調査もピニェラが首位、2位にギジェル、3位はサンチェスと今までと変わりませんが、11月の1次選挙でピニェラが50%を獲得し、決選投票は無い可能性もあるとか。テレビの候補者の宣伝ビデオで与党代表のギジェルは経営者と労働者が対等にネゴするためには労働者が組合を作る必要があるとし、労組の役割を強調しました。
現在の労組連合CUTは先日選挙で負けたはずの共産党の女性会長が席を譲らず居座っていますが、そんな組合がまともなネゴを出来るはずがないと思います。ギジェルもその取り巻き連中も古いセンスですね。もうそんな扇子捨てなさいと言いたいところ。
今週、政府とそのCUTの間で公務員の賃上げについてのネゴが始まりました。
所で以前はチリは投票は義務制でしたから、ほぼ100%の投票率でした。それが自由になったので、投票率が下がっています。他のラテンアメリカの国では投票率が上がっているのにチリはその逆です。市民に政治(政治体制、政治家)が嫌われていると言う証拠でしょうね。
2) 年金制度
世界各地の機関が各国の年金制度の比較をしていますが、今回発表された結果ではチリは世界第10位、ラテンアメリカではトップにランクされています。デンマーク・オランダ・豪州が上位を占めました。