(経済)

1)外国からの投資
昨年のチリへの外国からの投資は40%も減少し、2006年以来の 低い数字になった由。ラテンアメリカ諸国の数字はアルゼンチンがマイナス64%、ペルーがマイナス17%、メキシコはマイナス8%と厳しい状況が続くが、ブラジルはプラス6%、コロンビアはプラス16%とニコニコ顔。
フィッチ社のチリの評価は一段階下がり、以前のAプラスからAになりました。政権交代は一つの機会になるかも知れないとコメントしています。野党側は現行の借金体制を変えるとはりきっています。
2)銅の価格と為替
銅は少し上がって2.88?。目標の3ドルにあと一歩。為替もペソが強くなり1ドル646ペソ。
銅の価格が上がるのは中国の後押しがあると言われます。チリにとって中国は銅だけでなく。すべての輸出に大きな影響を与えます。
ワインの場合、630万箱2億ドルが昨年輸出されました。これはチリの全輸出の7%ですが、今年はさらにその割合が増えそうだとか。今年の大手の輸出先は中国、アメリカ、日本の順です。
その中国でラテンアメリカ知名度世論調査をしたら、チリのそれはアルゼンチンやブラジㇽより高かったとか。ホンマかな?
靴の販売ですが、20年ほど前は国産が95%、輸入品が5%でしたが、最近は大きく逆転され、国産の靴は市場からほとんど姿を消しました。ところがこの2年ほど、国産が踏ん張り何と5%が国産になっています。それがさらに増えそうとか。また生産の20%が輸出。カナダ・豪州が主な得意先。中国からの安い靴に負けず頑張ってほしいもの。