(経済)

1) チリ経済の信用度評価
S&Pがチリの評価を下げました。AAマイナスからA+です。今まで25年間、一本調子に上昇してきたチリの信用度もここに来てストップしたわけですね。
これで、この先に借金をするときの条件が厳しくなると言うわけです。その低評価の二つの理由は低い経済成長率と高い国の借金状況です。ラテンアメリカ諸国で経済発展率の1番低いのはマイナス成長のベネスエラ、ほとんどゼロのブラジル、そして下から3位がチリです。1年で返金する短期国債はこの3年間で30%アップとか。
2) 大蔵省の発表で今年の経済成長率は2009年以来で一番低い1.5%とか。そんなものでしょうね。
建築関連では9か月連続で前年対比縮小となっています。私の住んでいる地区は建築ラッシュのようですが、国全体では工事が減っているわけですね。しかし新車の販売は第1四半期は前年対比16%アップと好調です。
銅の価格はポンド当たり2.65?、為替は659ペソとほとんど先週と変わらず。