(経済)

1) チリ経済の見通し
中銀総裁によると今年の後半からチリ経済は活性化するはずとしています。ホンマかな。
2) SOFOFA産業振興連盟
同組織の本部ビルにカメラと盗聴装置が付けられていたことが発覚。誰が何の目的でそれを設置したのか、犯罪行為として裁判所に正式にクレームが届けられました。
来週、その組織の会長選挙があるのですが、それに関連しているのか(つまり内部の問題)外部団体が彼らの動きをスパイしようとしていたのでしょうか。チリではこのような問題は今まであまりなかったのですが、アメリカの大統領選挙以降なんだか世界的にはやっているみたいですね。
彼らが時として反政府の動きを見せるので政府がチェックしていたのではないでしょうね。まさか。
3) 銅の価格
先週とほとんど変わらず銅はポンド当たり2.6?、1ドルは670ペソでした。
コデルコは第1四半期で国庫へ5億3千万ドルの納入を行い、ましたが、これは前年度1年分を上回るとか。また全部門の鉱山で黒字になっているらしい。理由は銅価格が昨年の2.26ドルから今年は2.64ドルに上がったからとされています。

税関職員のストがまた起こっています。
ストがあちこちで起こるのはチリの悲しい習慣ですが、今回税関職員がストに入りました。組合は前回のストの際の合意事項を政府が守らないからとしています。いやはや。
このためアルゼンチンとの国境にトラックが長い列。もう5日も動けないと泣き顔。バスも通関手続きが遅く、延々と列が続いています。チリ国内で果物・野菜や肉などの食料品の値段が上がると心配されています。