(経済)

1) 銅の生産
昨年のチリの銅生産は過去8年で最悪になり、世界生産に占める割合は27%と1998年以来の低い数字でした。
何しろ大手の銅鉱山15社の内11のマインで生産が前年対比下がっています。
エスコンディーダが今週からストに入ったので、この悪い傾向がさらに続きそうです。もっとも生産が少なくなると価格が上がると言うわけで、今週の価格は2.66ドルと先週より少し上で終わっています。為替は1ドル642ペソで変わらず。
このため専門家による2017年のチリの経済成長率の見通しは少しづつ下がってきています。
2) 物価上昇率
1月のIPC物価上昇率は0.5%と予想よりずっと高い数字になりました。
3) ワインの輸出
昨年の1−11月の数字ですが、日本への輸出で1位がチリ7460万リットル、2位がフランスで5770万リットルとか。チリの圧倒的な勝利ですね。ブルームバーグの分析では40・50代の日本女性が一番チリのワインを楽しんでいるとか。よろしくお願いします。