(一般)

1) 発禁本
20年ほど前、司法の黒い壁と言う本を出したら、発売が禁じられた事件がありました。作者は裁判が始まる前にアメリカに逃げ、数年後に戻ってきたとか。
ピノチェットに任命された裁判官は裁判所の問題を明らかにするのを嫌がったわけですね。
その本は今週始まったサンティアゴの本のお祭りで売りだされるとか。なんでも、どこでも、いつでもこうした悲しいことがあるわけですね。
2) 女性殺人事件
アルゼンチンで先週起こった女性殺人事件をきっかけにラテンアメリカ諸国で「これ以上もう一人の女性殺人も認めない」と言う運動が起きています。
チリでも各地でデモがあり、多くの人が参加しました。チリで家族・夫婦・カップル内での暴力・殺人事件が続発し、社会問題になっています。
3) 親近感
世界のどの国の国民が家族・友人・他人に親近感を与えるかと言う調査で、世界1はエクドルだったとか。サウディアラビアが続いています。南米ではペルーそしてチリでした。アルゼンチンやブラジルよりチリが上と言うのは分かりますね。
4) 山歩き
先週の土曜日、私は登山教室を実施し、プロビンシア山の麓を仲間と歩きました。その日の午後、二人の若者が登頂目指して登ったのですが、戻ってきません。もう9日目ですから、生きている可能性はほとんどないと思われますが、警察・陸軍、山岳救助隊が毎日捜索を続けています。山頂付近はこの雨でかなりの雪でした。今はアポキンドの滝の付近を捜索しているとか。
しかし装備も持たず半袖半ズボンで、夕方に登頂を目指すのは通常では考えられません。入山手続きをしたのかな?入り口でやめなさいと言われるはずですが。
5) 体力不足
チリの中学生は45%が肥満症、25%が心臓病の前兆を持つとか。また腕立て伏せ、腹筋などの基本運動がほとんどできないことが分かりました。男子生徒の14歳以上は腕立て伏せを19回することになっていますが、わずか10%しかできていません。困ったものですね。