(経済)

1) 為替問題
今年になって対ドルで切りあがった通貨はいくつもありますが、その1位はブラジル(21%)、日本は3位(14%)、チリは5位で8%でした。
銅の価格が先週より上がり今週は2.2ドル。為替は1ドル651ペソでした。確かに銅の価格が上がれば、チリのペソは強くなりますね。
もっとも景気の見通しは毎回下がり、もう今年が2%以上成長するだろうと言われなくなりました。
2) サーモン
最近チリのサーモンがよく話題になっていますが、今週は反省かな。ノールウェイに比べて生け簀の中の鮭の数が多すぎると言う批判を受け、政府も規則を変更しました。今までの1M3に11キロの許容が8キロに下がりました。
もちろんこれは直接、生産性に影響しますから、20社近いチリの生産業者はこれを受け、どう戦略を転換するか決定する必要があります。
3) チリへの投資
少しは風が出てきたようです。今週、チリの5社に外国投資が行われました。例えば、ラタム(旧ランチレ)にカタール航空が投資。これで南米中心のルートからアジアへ拡大されます。他には小売業や、通信などです。
4) チリ最南端のパタゴニアカニ漁が始まりました。なんと捕まえた蟹の90%は輸出に回されるとか。そして輸出先のトップは、台湾の由。