(一般)

1) 食品の包装紙規定
今週からチリで販売される食品には砂糖、カロリー、脂肪、その他の健康に影響を与えるものが基準以上に入っていれば、それを包装紙の上に明記することになりました。
バチェレットは「ある食品の販売を禁止しているのではありません。チリ人の健康に役立つよう、健康に問題がある成分を含むかどうか購買者がすぐに分かるよう説明しているだけです」とコメントしました。
学校のキオスコではそれらの食品の販売は禁止になりました。先週まで、ポテトチップとコーラを買って食べていた児童が果物とジュースを飲むようになりました。
特に話題になったのは、マクドナルドが食品研究所INTAに依頼して検査をしてもらったとして玩具を入れた子供用セットを安全食品として売り出しましたが、INTAはそれを明らかな誤解か消費者をだまそうとする行為と批判しました。マクドナルドから依頼を受け、幾つかの種類の食品の検査をしたのは事実だが、子供用セットを全部、チェックしたわけではなく、また各店でのばらつきも分からないのに、一律に子供用セットを安全食品と認定されていると宣伝するのはおかしいと言うわけです。
2) マプチェ問題
最近、大きく取り上げられていませんが、問題は継続で、武装ゲリラ方式のマプチェが森林伐採所などを襲い、車両・重機に火をつける事件は続発です。政府はマプチェとの面談を計画していますが、大きな進歩は見えません。