(経済)

1) 輸出ランキング
昨年の世界ランキングで鉱物・果物食品・魚介類などの中の11品目でチリは世界1位と認定されました。さすが、チリも良い方向に動いていますね。
今週の銅価格は2.06ドルと低め安定。良い風はありません。
2) 電気代・ガス代
電気代がチリ国内各地でベースが大きく異なり、郊外の発電所のあるような辺鄙な所は首都圏の倍近い価格になっているとか。担当部門の説明ではサンティアゴではユーザーが林立しているから各自の家に電気を通す費用は低い。しかし郊外の場合、近くに家がないからどうしてもコストが上がるとしています。バチェレットはそれは不合理だとし、サンティアゴ地区の料金を上げ、へき地の電話代をさ上げると発表。例えば第8州では46%の値引き、首都圏は8%の値上げになるらしい。
ところでガス代が上がっています。原材料の輸入価格は下がっているのに料金は下げず、このため、法律で決められている年間11%の利益を、法律で決められた最大の利益率です、過去4年間メトロガス社はそれを上回る利益率を計上しています。記者にこれを突かれるとパチェコ・エネルギー大臣は早急に是正策を講じると逃げました。
バチェレット政権で更迭する必要のある大臣の一人がこのエネルギー大臣でしょうね。