(経済)

1) 景気予想
IMFの予想ではチリは今年2.1%の成長になるとか。しかしラテンアメリカ・カリブ地区の平均はマイナス0.3%の逆成長。これはベネスエラ・ブラジル・アルゼンチンがマイナス成長になりそうだと見られているからです。つまりチリの2.1%は良くないけれど、ほかの国よりはマシと言う見方になります。
銅の価格がポンドあたり2ドルを切ってどうなるかなと思われましたが、今週になって持ち直し2.03ドルで終えました。為替も750ペソまで行くような雰囲気でしたが、1ドル715ペソで終えました。
ところでチリの銅生産の世界シェアーが下がっています。2005年は世界の総生産の35%でしたが、2015年に30%まで下がりました。その10年間でチリの生産は8%アップですが、中国の生産は114%、コンゴは956%も上昇しています。これでコンゴは世界5位の銅生産国になりました。
2) チリワイン
銅まではいかないけどチリのワイン輸出は順調に伸びています。日本向けは2006年には1万キロリットルもなかったのに、もう4万まで来ました、スペイン、イタリアを抜いてフランスと市場の首位を争っています。安いだけと違うで、品質がええねん。日本の皆さん、チリのワインを試してください。