(経済)

1) 銅の価格
2009年7月以来の低い数字になりました。ポンドあたり2.19ドルです。為替もそれに沿ってペソが弱くなり、今週は1ドル704ペソでした。
2) アメリカの10月の雇用統計は27万人が増えたと好調なものでしたが、あちこちからそれは粉飾だとクレームが出ました。例えば労働者の55歳以上の部は38万人の増加、それ以下の年齢では12万人の減員になっています。つまりパート労働者が増え(しかも一人で2つの仕事をするケースもあるとか)正規の労働者が減っている。大統領候補者のトランプは実際の失業率は上昇しているとコメントとしています。
中国政府の数字は信用性に欠けるとの意見がありますが、アメリカも同じようなものなのですね。つまり中国が経済危機を迎えているのは知られていますが、アメリカも同じと言うのはあまり報道されません。        
と言うことは銅の価格の上昇はあまり見込めず、チリの近い将来は多難ということになるでしょう。