(一般)

1) マプチェ問題
これほど騒がれてもまだ第9州で車両・重機への放火が続いています。警察はわざとこの種の事件を放置しているのかと疑いたくなるほどです。森林伐採・盗材の件で、マプチェの名をかたる一般チリ人の犯罪と言うコメントがありましたが、いずれにしても、宝石を盗んで逃げる犯罪者を追跡するのは警察にとって難しいが、木材を積んだトラックが公道を走れば捕獲は簡単と思われます。1台1台調べればよいわけですね。なぜそんな簡単なことを実施しないのかな? 
新聞にマプチェ族の見解として、その74%はかってのマプチェの領土を現在になって主張するのは間違い、89%が暴力行為を使用して自分たちの見解を主張するのに反対とか。つまり大半のマプチェは一般のチリ人と同じ考えのようです。 同地区で週末に商店に入った強盗に、それを取り押さえようとした私服警官が射殺されました。
2) エイズ
チリでエイズの問題が急激に増えています。青少年から中高年まで。5年ごとの数字ですが、1989年から1993年までに発見されたエイズ患者は合計で年平均793人。それが2009年から2013年には年7028人になっています。その中で20歳代は357人が3189人に増加しています。大丈夫かな、この先。
3) DNAの調査でチリ人の大まかな人種が分かりました。
それによると欧州系が51%、その他が49%でした。その内訳はチリの原住民(マプチェなど)が46%、アフリカ系が3%でした。ほとんど互角の数字ですね。
4) 同性間の結婚が認められ、その最初の結婚式が実施されました。チリでは結婚申請を区役所にして、指示された時間に本人と承認者が出席し、役人の許で結婚式がおこわれます。その公式結婚式の後に、披露宴が行われるわけですね。
もっとも今の段階ではチリで同性婚が一般に認知されているわけではありません。