１）2016年の予想
このままでは2016年のチリの経済成長は低め停滞です。
特にひどいのが鉱業で成長ゼロ。工業も極端に低い。ただ商業は3％ほどの伸び、農業はそれ以上の様子。
チリの社会問題は格差の拡大傾向ですが、大企業の社長クラスの平均月収は2200万ペソ（約400万円）とか。これにボーナスが入れば年収5千万円は軽く超えますね。最低賃金の100倍以上です。
今週、銅の価格が下がり続け、金曜日にやや持ち直したものの、1週間で5％も下がり、ポンドあたり2.3ドルになりました。これで為替も風が変わり、1ドル700ペソになりました。ペソが弱くなり始めれば、専門家はこのまま700ペソ以上の数字が継続でしょうと言い、逆の場合はペソは650ペソまで強くなるでしょう。しかし全く当たりません。いったいプロって何をしているのかな？
