(経済)

1) GDP予想
2015年のチリのGDP予想は2−2.5%と下がってきています。チリの将来は銅に頼りすぎる現状を何とか変化させなければあまり期待はできませんね。 
ところで銅の価格が2.38ドルと久しぶりに高くなってきました。中国経済がおかしいから銅の価格が下がると言われていましたが、そうでもないですね。中国が一層悪くなっているのに銅価格は上昇ですから。
為替では1ドル690ペソで終えました。JPモーガン社の推測では今年は1ドル710ペソで終え、来年は740ペソまで下がるとなっています。さぁどうかな?
先週、話題になったエル・アブラ鉱山は650人の労働者をコスト削減のため首にしました。 
2) チリ国の借金ですが、総債務残高は対GDPの14%で世界の169位。ほとんど問題になりません。日本は246%と断トツの世界1位の借金国です。
5−7月の失業率が少し上がり6.6%に。4万人がこの期間に失業したとか。専門家の意見では年末に向け7%に近づくだろうとのこと。