(一般)

1) 水不足
もう雨が降りません。チリ北部、中部は極端な水不足です。サンティアゴの近郊のスキー場は昨年は今の時期、スキー場開きがされていましたが、今年は少しの雪ではなく、全く雪がありません。ブラジルからの観光客が雪を見に山に上がっても野原を歩くだけのツァーでがっかりしています。
雨で大気汚染が洗浄されないので、今週はサンティアゴに準非常事態宣言が4回出されました。火曜日、金曜日、土曜日、日曜日です。古い車は60%の規制、排気ガス対策車も20%の走行制限があります。この宣言は夜遅く出るので、たとえば夜9時半、それをテレビのニュースで見なかった人は翌日、走行制限を知らずに街に出て、運が悪い人は警察から罰金の知らせを受けることになります。今まで報道されなかったPM2.5と言う言葉が頻繁に出るようになりました。サンティアゴの一部は指数500を超えています。
そして明日の月曜日に非常事態宣言が出ました。普通車は80%、排ガス対策車は40%が走行禁止になります。これが出たのは1999年以来16年ぶりとか。車のほか、マキを使ったストーブの使用禁止、一部の工場の操業中止も含まれます。