(経済)

1) チリ経済
為替の問題ですが1ドルが607ペソまで戻りました。理由が 全然わかりません。今までより、チリ経済が堅調になったのでペソが強くなったのでもなさそうだし、銅の価格は3ドルを切ったままで明るい光はなし。つまり誰かがペソを売ったり買ったりしているのが影響しているだけですね。
原油の価格が低いので今週もチリのガソリン価格は下がり、来週も40ペソほど下がる由。原油価格の低落の仕組みもよくわかりません。需要供給関連とは程遠いです。
そのガソリン価格の下落でもサンティアゴの公共運送システムのトランサンティアゴの運賃は下がらないそうです。逆にスカイ航空は値下げを計画中とか。
今年は、私の見るところでは、最も目立った国はロシア、これが来年は中国になりそう。もっとも両国とも目立つ理由がプラスなのかマイナスなのかはわかりませんが。
2) サーモン業界が新記録
先年、病原菌が増大してチリのサーモン業界に大打撃を与えましたが、それが次第に解消され、今年度の輸出は過去最高を記録しています。今までの記録はFOBベースで昨年の35億ドルでしたが、今年は1−10月で36億ドルと軽く突破。相手先の1位は米国、2位は日本、ついでブラジルです。ノルウェーともめていたロシアはサーモンをチリから輸入すると見えましたが、それほど伸びず4位でした。