(経済)

1) チリ全般
チリの生命線、銅の価格はなんとか3ドルを超え、一見安定しています。原油価格はサウディとアメリカの問題とかで下がっていますが、それは銅には影響していません。チリのガソリン価格は約束通り、1週間に5ペソ(1円)づつ下がっています。
チリペソは落ち着いた様子で1ドル580ペソを割りそう。また550ペソくらいに戻るのかな?しかしなぜ600ペソまで落ち、それがまた元に戻っているか、はっきりした理由がわかりません。
アメリカのQE3とか日銀金融緩和の決定とか、世界の動きを見ると上昇機運になっているとは思えませんから、大国の動きの陰でチリの将来がどうなるか予断は許しませんね。
2) 新しい会社を興す手続き
世界銀行の雑誌によると、世界で一番簡略な手続きで新会社が起こせるのはシンガポール、次いでニュージーランド。チリはラテンでもコロンビア、メキシコ、ペルーに抜かれ世界の41位。簡素化が図れていません。日本は29位です。