(一般)

1) 爆弾事件
先日、爆弾事件で死んだ青年がいましたが、彼の父親の主張が通り、彼は犯人ではなく、爆弾をひらってしまっただけの被害者になりました。犯人と被害者では大きな違いがありますが、麻薬中毒になってしまい路上生活を続けていた彼にとって、こうした死に方はどう判断すべきでしょうか。
2) 食品検査
あと少しするとチリで販売される食品に、必要な場合はレッテルが張られることになります。それには塩分過剰とか糖分過剰などと書かれます。チリ人の健康のためには必要不可欠な表示と政府は説明しています。
新聞の社説に過剰な禁止命令は通常の消費に悪影響すると批判的なものが掲載されました。テレビの番組で、歩行者にコップ一杯のジュースを出して、「この中にいくら砂糖が入ってると思いますか」と角砂糖を出すと、歩行者は1個、2個 と回答。驚いたことにそのジュースには6個の角砂糖!!!
なんでもチリで販売されている食品の大多数、何と80%は問題があるらしい。コカ・コーラなんか砂糖を溶かしたような飲み物でしょうから、先ずこのレッテル問題が出てきます。同じようにクッキーなども同じで砂糖だらけらしい。
新聞社は生産側の利益を考えるのでしょうね。宣伝をしてくれるブランドの批判はできるわけがないです。これに関しては政府案のほうが良さそうですね。私もデザートにスーパーマケットで買っていたケーキを買うのはやめにします。
しかしチリで現実に販売されてる80%の食品が健康に害があるというのはショックです。店で果物・野菜を買って自分で調理するのが最高ですね。もちろん自宅で調理する時も砂糖・塩・油の取りすぎを控えましょう。
3) 出産率
1990年にはチリの女性は平均2.7人の子供を出産していました。それが2000年には2.0人に下がり。2012年には1.8人になっています。まだまだ下がりそうですね。
4) マプチェ問題
マプチェによるる放火・敷地侵入・家屋崩壊・強盗などの凶悪犯罪が急激に増加しています。昨年と今年の数字の比較ですが8州では2件が30件に、15倍の増加。9州は34件から53件へ増加。しかしその辺に住む人はたまりませんね。マプチェ全員が犯罪集団ではないのですが、あまりに問題が拡大するとその地区には外から誰も訪問しなくなるのでは。
8州の問題地アルト・ビオビオは私の好きなところで何度も行ったことがあるのですが。
5) チリの自然
ロンリープラネット誌の発表でチリのアタカマ砂漠は世界の10大探検地に入りました。そのほかには豪州のタンサニア、アメリカのロッキー山脈とかです。サン・ペドロ・デ・アタカマなんてますます観光客が訪れそうですね。
そういえば、トレス・デル・パイネは世界7不思議に加わって世界8不思議に入っていますよね。