１） 地下鉄への抗議運動
今週から10ペソの値上げがあったので、それに抗議して駅に抗議グループが集まり、警察の警備の中、集会を行い、その後メンバーは運賃を払わず駅の中に。何人かが逮捕されました。そのただ乗り抗議ですが、まさにその無賃乗車問題がサンティアゴ交通のネックになっているわけです。
翌日もネットで呼びかけるとすぐに人が集まって違う駅で抗議行動。これが続くと公共運輸システムが壊れてしまうかも。
全く別の問題ですが、この日曜日、軍事政権下で多数の人が行方不明になった問題の抗議デモがありました。毎年行われていますが、今年もデモの後ろにつけていた覆面グループが火炎爆弾を投げるなどして大騒ぎになりました。これは1回目でまだまだ続きます。
２） 夏時間の開始
この日曜日から時間が1時間早くなり夏時間に入りました。夕方、陽が長くなります。
３） チリの人口
現在の人口は1780万人と推定されました。男性が891万人、女性は909万人とか。来年は1800万人を少し超すらしい。
まだチリは人口が増加していますね。問題は60歳以上の人口が増加し、15歳以下の人口が減少していることとか。
移民の数は2002年に人口1万人当たり9人だったのが、2014年には24人と急増です。確かに一見して外人風の人が目につきますね。
４） パラの100歳の誕生日
ニカノル・パラはチリ人の詩人です。なんでもノーベル賞を取ったパブロ・ネルーダのライバルだったとか。パラもその候補者にはなっています。その彼が今週100回目の誕生日を迎えました。バチェレットもテレビカメラの前で彼の詩を読むなど各地で彼の誕生日を祝いました。彼はこの10年間、公式の場には現れていませんが。しかし100歳まで来るのは簡単ではないですね。
