(経済)

1) チリ経済
しかしペソが下がり続けています。対ドルの為替で1ドル583ペソまで落ちました。1月から15%も下がっています。銅の価格はポンドあたり3.2ドルと悪くはないのに、何故でしょうか。中銀は公定歩合の引き下げをせざるを得ないようです。 
ガソリン価格が久しぶりに上がりました。原油の価格は94ドルまで下がっているのに。どうでして?
新価格は平均7ペソとか。えっ、変化の上限は最高5ペソにすると言う条例が出たばかりなのに。良く聞くと、現在チリで一番売られている93オクタンは新条例で決められた最高5ペソの上下幅だが、そのほかのものは上限がないので、平均は7ペソと今回の結果になったとか。なるほどと納得できるのか、政府におちょくられたのか良く分かりません。
2) ロシアへの輸出
ロシアが欧州からの輸入を制限したので、サーモンの場合は チリに取って神風になりましたが、喜びは続きませんでした。プーチンは自国民の健康のため、ノルウェー産の鮭の輸入を認めたからです。なんだかいい加減な理屈ですが。    
しかしこのロシアの政策で欧州に大きな打撃が出ているようです。欧州内で反ロシア政策をとり続けるよりアメリカと距離を取って欧州の現状維持政策を実行する方が得策ではないかと言う意見が出始めています。               
先のマレーシア航空機の事故で、機体で一番原形をとどめているのは操縦席の近辺ですが、そこには口径30ミリの銃弾がささった後が無数に残っていると言われます。となるとそれを発射したのはウクライナの戦闘機。親ロシア勢力の犯行ではなく、逆に欧米の仲間のウクライナ軍の仕業の可能性が大きいとか。つまり親ロシア派のミサイルだとすぐに発表したアメリカの自作自演の可能性が高くなったわけです。フーム。