(一般)

 1)マリワナ
アメリカの一部の州とかウルグアイでマリワナが解禁になり、現在チリでも医療品として生産・消費を認めようとする動きもあります。 これらの風潮からチリ国内の学生のマリワナ喫煙率が急増とか。2001年には学生でマリワナをすっていたのは15%、それが2013年には31%へ増加。2倍ですね。2013年のコカインの利用者は4%。   ところで煙草の常習者は2003年の16%から2013年は7%と半減。煙草からマリワナに移動しているのかな?
アルコールはもっと恐ろしい数字で60%近い学生が飲酒しているとか。困ったものですね。煙草やアルコールの税金が上がればどうなるのかな?新税法でそれらの値段が上がれば悪癖から手を引くなんて考えられませんよね。犯罪に手を出すのかな。
2)ミイラ
 アリカのチンチョロ遺跡で小学生がミイラを発見。4月の大地震以降、あちこちで亀裂が発生しこうした発見が起きているとか。   ここのミイラは古いものは8500年前のものとかで、エジプトを凌ぐ世界最古のものです。地元の博物館にはミイラが列をなして並べられています。チリ観光局の人がテレビのニュースに出演して「世界最古のミイラを世界遺産に認定してもらい、それを基礎に博物館を建設、世界最古のミイラを見るためにアリカにようこそ」と言うキャンペーンを実施したいとコメント。地震以来、客足の遠ざかっているアリカとしてはミイラが最後の頼みかな?地震後4か月になりますが、アリカは観光客の数が減少し、今年の冬休みは30%減で終わった模様。
今週、サンティアゴの考古学博物館に行きましたが、そこにも「このミイラはエジプトを凌ぐ世界最古のもの」という表示がありました。 
3)ホームレスの増加
経済成長率が下がったからかどうか、ホームレスの人間が増え現在その数は12000人を超えた模様。その大半は男性で、年齢は25から59歳。平均として6年間ホームレスをしているらしい。この寒い冬の野宿は厳しいでしょうね。