(一般)

1) マプチェ問題
今週も多くの問題が出ました。8州のエルシージャとカニェテ町ではマプチェが警察に銃で襲いかかり警察官が負傷する事件も起こっています。マプチェに襲われる農耕地などの警護をしているところを襲われました。覆面マプチェが警官に襲いかかりパンフレットを置いて逃げると言うストーリー。刑務所に入っている彼らのリーダーを釈放するよう要求しています。バチェレット政権が彼らの保護を考え、彼らへの農地を無償のような価格で提供するなどの政策をとっても、彼らの態度は全く変わりません。「ここは自分たちの領土、従いチリ政府・警察・裁判所の指示、命令は自分たちには価値はない」でしょうね。いつまで続くのかな? 
ベンツの新車に乗った経営者が襲われ車に火をつけられは全焼。いかにマプチェ寄りの9州の州知事もこれは認めるわけにはいかないとコメント。
マプチェから放火の被害を受けた農家などが政府の保証が必要と訴えていますが、政府側は今のところその必要性を認めないと回答中。
2) 移民
世界で移民問題が話題になっています。チリにも南米諸国や欧州から移民が正規・不法に入ってきます。私が今世話になっている歯科医はアルゼンチン人です。街にコロンビアからの黒人も目立っています。テレビのニュースにイラクからの移民がでました。数年前に難民として移住が認められたとかで、イラクに残った家族親戚の安否を気遣っていました。
今週、私のアパートにチリ移住を考える一人の日本人が訪ねてきました。他国で生活するのは安易な事ではありませんが、実力・努力それに運があれば生き延びられます。私もチリで働いた後半はチリの大手会社で管理職をしましたから、やってやれないことはないです。