１） マプチェ問題
もうあれから1年たちました。マプチェがテムコ近くの村で老地主の家を襲い放火、中にいた夫婦が焼死した事件です。その関連で一人のマプチェが裁判にかかっていますが、彼を応援するグループが裁判所近くでデモ行進。警察ともみ合いました。犯人の男は大きな髪飾りをつけまるでお祭りに参加する神官の雰囲気。懺悔するとか、老夫婦が焼死したことを悼む雰囲気は全くなし。
悪いチリ人にいじめられるかわいそうなマプチェの様子。これが世界に流れてチリではまだマプチェをいじめる風習が残っているとなるのでしょうか。
この裁判に関連して、同地区でマプチェが重機器に火をつけるなどの事件が３件報告されています。
２） スーパーマーケットのプラスチック袋の使用禁止
第12州のプンタアレナスでプラスチック袋の使用が段階的に禁止になりました。プラスチックは自然環境に悪いと言うわけです。しかしチリで一番南の小さな州が環境保護の最先端のことをやるなんて州知事はがんばりました。私もこれからスーパーに行くときは自分の袋を持って行くかな。
