(経済)

1) 経済状況
銅の価格はポンドあたり3.3ドルとなかなかのもの。原油は100ドルの手前ですね。為替は530ペソ近辺をうろちょろ。
このように今週は大きな動きはありませんでした。
チリ中銀は今年公定歩合を5%から4.5%に、つまり0.5%下げましたが、世界で9番目の下げ幅とか。EUも0.5%下げています。2013年のチリ経済は大きな変化はなかったという結論になりそうです。
2) エネルギー問題
世界の中でチリの電力費用は世界で13位と上の方。ラテンアメリカではブラジルについで2番目の高さ。
1KWあたり0.15ドルですが、日本の0.16ドルとほぼ同じ。アメリカは0.07ドルと半分以下。
一般市民の生活だけでなくチリを支える鉱山企業にはこの先のエネルギー問題は避けられませんね。特に鉱山は現在の21TWHが8年後の2021年のは91%アップの40TWH(テトラWH)まで増加するとみられています。
そこで発電所の開発が急がれるわけですが、チリでは最近、太陽光発電が活発になってきました。
3) ガソリン価格
また今週もガソリン価格が上がりました。4週間で平均54ペソ(約5%)の値上げです。まだこの傾向が続くのかな?