(経済)

1) アメリFRB量的緩和縮小に踏み切らない事を決定しましたが、それはチリにどういう影響を与えるか識者は次のようにコメントしています。
銅価格は今より上がって1ポンド当り3.25ドルになるだろう、
チリの株式市場も世界の株式市場も上昇するが、ドルの価値は下がるだろう(チリの場合1ドル500ペソの想定とか)          アメリカの責任先送り政策は、世界に影響しますね。
2) 新車の販売台数
8月の販売台数は28000台で昨年対比4%アップ。ただし今年の月間販売では最小とか。つまり毎年、8月は数字が下がるが、今年はまだ好調が継続中と言うことですね。
鉱山関係への投資も認証された案件は前年対比22%の減少ですが、投資総額はアップとか。つまり中小の案件は消えて、大型のものが残ったというわけですね。
チリの銅生産の11%は日本資本によるものとか。それでもいつも書いているようにチリの銅産業はピークを越えましたね。
3) ガソリン価格の減少
なんでもシリア戦争が遠のいたので原油価格が下がり、チリのガソリンは今週30ペソほど下がりました。いつも言うように30ペソも下げずに半分くらいにして、少しは消費者を喜ばせ、残りの半分は次回の値上げを抑えることに使うほうが良いと思います。ちゃんとそういうシステムはチリは持っているのですから。
しかしシリア空爆を言い出したオバマ大統領は役者ですね。アメリカのミリタリータイムス新聞にアメリカ軍部は上下ともシリアとの戦争に反対していると言う意見が掲載されているそうですが、政財界の反対も無視して空爆を始めようとしましたが、一転して中止しました。彼は世界を動かす力があることを証明したわけですね。逆に見ると誰か上の組織から指示されたことをやっている操り人形のようにも見えます。  ブラジルの大統領が、アメリカの世界各国へのスパイ活動に抗議する意味で訪米を中止しました。意地を見せています。