(経済)

1) 国際競争力ランキング
世界経済フォーラムの発表ですが、世界148カ国の中でチリは第34位になっています。ラテンアメリカではトップです。それは素直に喜ぶべきだろうが、2004年に22位だったのに毎年ランクが下がるのは?
隣国アルゼンチンは100位にも入りません。基礎力はあってもあの政府ではね、誰も相手をしないでしょう。
ところで日本は1ランクを上げて9位になりました。日本の問題点は借金体制とか。1000兆円ですからね。
藤尾さんは良くわかっていないですね、日本は債務だけでなく債権も膨大に持っているので、それほどの危機ではないのですよ。フーム。
その債権の中でアメリカ国債が300兆円以上あるらしい。中国は手持ちのアメリカ国債を時々市場で売りさばいているらしいが、日本は溜め込むだけで全く換金の動きはなし。
また言われそう、藤尾さん、日本がアメリカ国債を売りに出してその国際価格が暴落すれば、日本手持ちのアメリカ国債の値打ちがなくなるわけだし、おまけにドルの暴落になる。それは日本の破滅の第1歩だから、そんなことはできません。そうか、国債購入の名目でアメリカに税金のように金を吸い上げられているわけか。意味の分かりにくいシリア戦争が始れば、またその費用を日本は出すのかな。
もっともそれより厳しいのは福島原発の海洋汚染でしょうね。この先、世界9位の競争力を維持できるかな?
しかし今年の10月に再度デフォルトが危惧されるアメリカが5位にランクされるのもなんとも不思議です。
2) 8月の消費者物価指数
統計局の発表した先月の物価上昇率は0.2%でした。ガソリン価格の上昇が最大の原因とか。今年になってからでは1.3%、直近12ヶ月の数字は2.2%のアップです。日本の目標とぴったり一致ですね。