１） 犯罪傾向
チリ全般に犯罪が増加しているのは悲しい事実でしょうが、全国的にその傾向があるのではなく、チリの犯罪の大半（何と80％）はわずか3州に集中しています。首都圏と5州と8州です。もちろん人口の多いところに犯罪が多くなるわけですね。しかし犯罪者が犯罪を繰り返すことの多さには驚きます。新聞で30歳くらいで逮捕歴25回などの男がいるそうですが、捕まってもすぐに釈放されるか、刑務所に1ヶ月入るだけ。もちろん裁判官は法律を遵守しているわけですから、国会議員が事態をよく理解していないのでしょうね。
